藤本廉一から安井益男への手紙の抜粋の現代日本語訳、1930年8月10日

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藤本廉一から安井益男への手紙の抜粋の現代日本語訳、1930年8月10日

Date(s)

  • 1930-08-10 (Creation)

Extent

translations (documents); typescripts; 12 pages

Name of creator

(1883-1965)

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1930年8月10日付の日本にいる藤本廉一から安井益男への手紙からの4か所の抜粋の現代日本語訳。抜粋第一部では、廉一は、益男と廉一の年老いた両親はまだ元気で働き者だと書いている。家族が父親に働きすぎをやめるよう説得したが、父は聞き入れなかった。母親は、病気療養で休養を余儀なくされたこともあり、長時間家事をこなすことに不満を漏らしている。廉一は、家業の織物業と不景気のせいで、両親が引退してのんびり暮らすことができないと嘆く。抜粋第二部では、 廉一は、世界的な不況がいかに日本に悲惨な経済状況をもたらし、農産物価格の暴落、失業率の上昇、株価の下落を引き起こしているかを描写している。あらゆる社会経済的階層の人々が苦労していること、そして廉一は、銀行家、金貸し、農民、教師が直面している困難について言及する。彼はまた、後月郡の様々な個人に支払われた年金についても述べている。抜粋第三部では、廉一は、日本にいる姪や甥よりも、益男の子供たちであるアメリカにいる姪や甥の方を身近に感じていると書いている。そして、益男の子供たちの教育に資金を提供するつもりであり、資産の3分の1を子供たちの教育費に、もう3分の1を益男と静代の老後のために、そして最後の3分の1を自分のために使うように分けたいと述べている。廉一は、益男が他人に嫉妬されるのを避けるため、自分の計画を秘密にしておくよう要求する。彼は自分の計画を母親と共有し、母親がとても喜んでくれたことに言及する。抜粋第四部では、廉一は益男と4人の子供たちから手紙を受け取った喜びを語っている。安井兄弟商会の新社屋への移転で益男がどれほど忙しくしているか、また新社屋の建設にどれほどお金がかかったかにもかかわらずどれほど喜んでいるかをコメントしている。
翻訳注:この文書は原本と英訳も掲載されている。

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Yasui family papers, 1873-2023; Coll 949, Box 1, Folder 30, Item 1

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